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ニュース

[2005年04月12日]
次世代光ディスクHD DVD用LBRの開発について
メモリーテック株式会社
メモリーテック株式会社は、株式会社アクセスと共同で、次世代DVD(HD DVD)対応の半導体レーザーを搭載した、安価で高性能のLBR(レーザー方式原盤記録装置)を開発しました。今後、代理店等を通して全世界市場でこのLBRを販売していく予定です。 今回開発した半導体レーザー方式LBRの主な特徴は、下記のとおりです。このLBRの開発で、従来のCDやDVDのプロセスラインを使って、容易にHD DVD用のスタンパー(ディスク原盤)を量産することができ、品質も現行のDVDと同等レベルとなっています。
1. 従来は、351nmのクリプトンレーザーを使用して1枚のスタンパーを作るのに約3時間を要していましたが、375nmの半導体レーザーの採用で2時間に短縮されました。
2. 理論的にはLBRの記録波長が短いUV光LBRの方が、高密度のピットをカッティングするのに有利です。しかし、半導体レーザーで直接光変調し、書き込み時の電気信号の波形を工夫することで、351nmのガスレーザー使用に比べて優れた電気信号特性を得ることが可能となりました。
今後の予定ですが、LBRの製造・販売は、共同開発を行った株式会社アクセスが担当します。販売価格はセット当たり1.2億円程度で、初年度20 セット程度の販売を予定しています。また、半導体レーザーを用いた記録光源は、ドイツのオミクロン社と当社が共同開発したもので、国内での販売は、オミク ロン社の販売代理店である株式会社日本レーザーが担当します。
なお、現行の光源のレーザーについても対応予定であり、既存のLBRと組み合わせて、高品質かつ高速なHD DVDのマスタリングが可能となる見込みです。

HD DVDの商品投入を2005年末に控え、世界規模でHD DVDディスクの量産体制確立が急がれています。ディスクの量産体制確立には、高品質のHD DVD用スタンパーの供給が不可欠ですが、今回の半導体レーザー方式LBRの開発で、HD DVD用スタンパーの大量供給が可能となり、HD DVDディスク製造に関するコア技術は概ね確立されたと考えています。
当社は、今後もHD DVD及びDVDディスクの量産関連技術の開発や改良を進め、この分野のトップランナーとして業界の発展に貢献して参ります。

なお、株式会社 東芝殿より下記のメッセージをいただいております。
「HD DVDのコンセプトは、DVDの資産を生かしシームレスな移行を実現することにあり、今回のHD DVD LBRの開発はその方向に沿ったものです。HD DVD LBRの完成が、HD DVDディスクのマスタリング品質のさらなる向上とディスクの安定供給に大きく貢献するものと期待しています。」(デジタルメディアネットワーク社 首席技監 山田尚志)

メモリーテック株式会社概要
設 立 1985年9月
東京本社 東京都港区南青山2丁目27番25号
事業内容 DVD・CD等の光ディスクの企画・編集・オーサリング・製造・流通
代表者 代表取締役社長 川﨑 代治

株式会社アクセス概要
設 立 1992年5月
東京本社 東京都清瀬市元町1丁目3番42号
事業内容 半導体製造装置、光ディスク製造装置、精密洗浄装置、 フラットパネルディスプレイ製造装置、無塵・無菌装置の       製造販売
代表者 代表取締役社長 細江 秀宣

株式会社日本レーザー概要
設 立 1968年4月
東京本社 東京都新宿区西早稲田2丁目14番1号
事業内容 レーザー専門商社
代表者 代表取締役社長 近藤 宣之

オミクロン社概要(Omicron Laserage Laserprodukte GmbH)
本社 Raiffeisenstrasse 5e, 63110 Rodgau-Dudenhofen, Germany
代表者 Managing Director Sonke Baumann

[連絡先]

メモリーテック株式会社 経営企画室広報担当 E-mail: press@memory-tech.co.jp



以上