サポ  outline

ニュース

[2009年04月30日]
新世代DVD 中国独自規格:CBHDでメモリーテックグループが中国事業を拡大
メモリーテック株式会社
 4月22日、中国政府機関である中国高清光盤産業推進連盟(CHDA:China High-definition DVD Industry Association)は、中国独自の新世代DVD規格:CBHDを正式発表し、新規格を採用したレコーダ、ディスクの販売が開始されることとなりました。
 メモリーテックグループの中国合弁会社:上海聯合光盤有限公司(UOD:Shanghai United Optical Disc Co., Ltd、中国政府直轄の音楽・映像企業である中国唱片総公司CRC:China Record Shanghai Corporationとの合弁)は、現在、CBHDディスクを生産できる技術と設備を有する中国における唯一の企業です。今回の正式発表を期に、ワーナーブラザーズ中国法人およびCRCより25タイトルの映画を受注し、ハイビジョンによる新世代DVDを生産します。ワーナーブラザーズ中国法人は、年内に100タイトル以上の映画ソフトをCBHDにてリリースするとの発表を行っており、UODの一層の売上拡大が見込まれます。CBHD規格は、元々株式会社東芝を中心に開発された新世代DVD規格:HD DVDに基づいて開発されており、メモリーテックはHD DVDのディスク技術の開発・生産面を担当してきました。
 中国におけるCBHD市場拡大の見通しから、メモリーテックは、中唱勝利影音有限公司(CBC: CRC. BMB. AUDIO VISUAL CO., LTD、同じく中国唱片総公司CRCとの合弁)へ出資を行い、HD DVDで培った編集、エンコーディング、オーサリング技術を供与し、同サービス事業を共同で展開します。CBCは、中国映画のみならず、海外からも高速ネットワーク経由による素材受け渡しが可能であり、ローコストでハイビジョン用映画の編集、エンコーディング、オーサリングサービス(ポストプロダクションサービス)を行うことができる唯一の中国企業です。将来的には、メモリーテックグループのポストプロダクション事業会社である株式会社キュー・テックの海外業務委託先としての事業拡大も視野に入れています。
 メモリーテックグループはCBCへの出資によって、中国におけるハイビジョン映像の編集・エンコーディング・オーサリングからUODによるCBHDディスクの生産まで一貫した体制を構築し、年間1000万台超のCBHDレコーダ市場が見込まれる中国において、事業を拡大して行きます。

********************************************************************************************************
参考情報 CBHD発表会について:
開催日時 2009年4月22日 10:00-11:30 (中国時間)
開催場所 北京 人民大会堂 四川ホール

 今回の発売発表では、中国政府から、中国共産党宣伝部、工業情報化部、新聞出版総署、など関係部局の所長、局長レベルが出席し、CBHDの独自規格を称えると共に、今後の発展に大いに期待する旨の発言があった。
 レコーダーメーカーの中国家電大手TCL集団、および江蘇新科電子集団から、製品の販売を当日より開始するとの発言があった。その価格は2000元(約3万円)以下で、対抗するBDプレイヤーの中国における価格の半額であるとした。
 更にコンテンツ業界からはCRC:中国唱片総公司の李董事長より、CBC、及びUODの今回の画期的な働きについて紹介があり、中国国内でCBHDディスクの編集・エンコーディング・オーサリング、ディスク生産、リリース・販売の連携が確立できたこと、及びCBHDの数十タイトルを既に準備していると表明があった。最後に米国映画大手ワーナー・ブラザーズの中国法人(CAVWHV)のTony Vaughan (方 東林) 氏が、2009年中にワーナーは少なくともCBHDディスクでハイビジョン映画100タイトルを販売すると表明し、中国の家庭に良質な娯楽を豊富に提供するとのスピーチを行った。当日の情報ではCBHDディスクの価格は当初55元(約800円)との事である。
 この人民大会堂でのCBHD製品発表会は、当日、中国中央電視台CCTVのメインチャンネルCH1のニュースでも取り上げられており、注目度の高さを物語っていた。

********************************************************************************************************

 メモリーテックグループの中国合弁会社2社について:

 上海聯合光盤有限公司(UOD:Shanghai United Optical Disc Co., Ltd)は、1991年設立した合弁会社であり、総経理(社長)はメモリーテックから派遣している大野英樹。現状では、中国での正規DVD生産シェアトップの会社です。主な取引先として米国マイクロソフト社がありますが、中国では最初にマイクロソフト社の公式認定を受けています。
 UODの株主構成は、中国政府直轄の音楽・映像会社である、中国唱片総公司(CRC:China Record Shanghai Corporation)、メモリーテック株式会社、株式会社第一興商。CRCの周会長は中国政府の新聞出版総署(各種出版物の許認可を取り仕切る役所)の幹部です。唯一のCBHDディスク生産企業として今回UOD は、米国タイトル及び、日本/中国タイトル全てのディスク製造を受け持っており、CBHDの完全規格準拠ディスクの製造を非常に短納期で行いました。

   中唱勝利影音有限公司(CBC: CRC. BMB. AUDIO VISUAL CO., LTD)は、中国唱片総公司(CRC)の関連企業として映像の編集、エンコーディング、オーサリングを行う企業として設立され、株式会社BMB(USENグループ)も株主です。今回、メモリーテックはハイビジョン映像のポストプロダクション事業(編集、エンコーディング、オーサリングサービス)を中国で展開するために出資を行いました。
 CBCでは中国映画のみならず、高速ネットワーク経由による素材の受け渡しによって、海外、特にワーナーブラザーズのような米国ハリウッド等の映画の編集、オーサリングも可能です。今回メモリーテックの技術協力により、発表された米国/日本/中国タイトルのエンコーディング・オーサリング、中国語・他国語の字幕等を担当しました。

[本資料に関するお問い合わせ先]

メモリーテック株式会社 経営企画室
電話 :03 (3405) 8890
メール:press@memory-tech.co.jp



以上