次世代光ディスクHD DVDディスク生産ライン向け評価装置の開発について

2005年03月30日

メモリーテック株式会社は、HD DVD-ROM規格、Ver1.1にフル対応したディスク評価機の開発をディスクウェア株式会社と共同で2年間をかけて完了いたしました。全世界市場にて、国内、海外総代理店を通して、販売、サポートしていきます。

HD DVDディスク評価装置の主な特徴は
HD DVD規格書に基づき、全項目の測定を自動化、ディスク量産ラインからプレーヤ
ドライブ開発、ディスク研究の生産性向上に貢献
量産ラインオペレーターによる操作、品質管理が容易なソフトウエア統合
高速DSP/ADCによる全ディジタル計測回路、PRSNR/SbER/BCA/PI Error測定
HD DVD評価機専用に開発した光ピックアップ、LSI 搭載
専用精密メカ、ブラシレス・スピンドル・モータ採用
HD DVD全ファミリーフォーマット対応
  • などがあげられます。
HD DVD 商品投入を、2005年末にひかえ、世界市場でのディスク量産工場での生産体制確立が、急がれています。
HD DVD量産ディスク製造プロセスは、固まってきましたが、品質管理確立が、HD DVD フォーマット立ち上げ、市場普及には、大きな鍵となっていました。現在までは、研究開発用の高価なシステムはありましたが、量産工場向けに低コストで、量産工場オペレータが容易に使える評価装置が、不可欠です。このHD DVD ディスク評価装置は、HD DVD 規格にフル対応する量産工場向けの世界初のシステムです。メモリーテックは、今後も、HD DVD フォーマット立ち上げに、さまざまな技術開発を、継続していきます。


尚、株式会社 東芝殿より下記のメッセージを頂いております。
「今回メモリーテック開発の評価機を、HD DVDディスク量産ラインにおける有効な品質管理ツールとして歓迎する。
この開発により、HD DVDディスクの普及が一層促進されるものと期待している。」
(デジタルメディアネットワーク社 首席技監 山田尚志)



[メモリーテック HD DVDディスク評価装置]


メモリーテック株式会社概要
設 立  1985年9月
東京本社 東京都港区南青山2丁目27番25号
事業内容 DVD・CD等の光ディスクの企画・編集・オーサリング・製造・流通
代表者  代表取締役社長 川﨑 代治 ディスクウェア株式会社概要
設 立  1995年4月
東京本社 東京都江東区木場1-4-12 
事業内容 装置機器設計開発・製造及び販売
代表者  代表取締役社長 小浜 俊介

[本資料に関するお問い合わせ先]

メモリーテック株式会社 新規事業室 土谷(つちたに)   電話 03(3405)8826