中国での次世代DVD、DVD生産体制強化

2007年01月05日

 メモリーテック株式会社(本社:茨城県筑西市宮後2193 代表者:川﨑代治 以下、メモリーテック)は、中国にある関連会社の上海聯合光盤有限公司(本社:中国上海市虹漕路421号61幢 代表者:大野英樹 以下、上海聯合光盤)が行う総額320万米ドルの増資を他株主と共に引き受けましたので、お知らせ致します。

増資引受の背景
 中国市場は、今後DVDが大きく伸びる市場として期待されていますが、2008年の北京オリンピックも控え大画面テレビの普及も急速に進んでおり、High Definition 映像対応したフォーマット開発、コンテンツ制作にからむトータルな技術開発、並びに海賊盤対策を加速することが急務となっています。メモリーテックとしては、こうした市場ニーズから、上海聯合光盤における次世代DVD(HD DVD)製造インフラを強化したいと考えております。 資金使途  増資で得た資金で、マスタリング製造設備及びDVD製造設備の増強を行う予定です。今回予定している設備増強により製造キャパシティーは“DVD 3.5百万枚/月、HD DVD 2百万枚/月“まで増える見込みです。

今後の展開
 メモリーテックは既に中国政府文化部傘下の中国録音録像出版総公司(以下「中録」という)、中国トップクラスのレコード会社である中国唱片総公司(以下「中唱」という)とは、次世代DVD中国市場展開について、技術開発・事業展開面で提携することで合意していますが、今回の上海聯合光盤の設備増強によりこれらを大きく前進させていく予定です。

上海聯合光盤
 上海聯合光盤は、1991年に設立された光ディスク製造会社で、メモリーテックは1995年に資本参加して以来、経営・技術・営業面でのサポートを行っています。株主は、中唱・三菱商事等で、売上高は約17億円(05年度実績)。
特に品質面では、米国マイクロソフト社のCD-ROM、DVD-ROM製造資格を中国で初めて取得する等国内外から高い評価を受けております。
                                                                          
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[本資料に関するお問い合わせ先]

メモリーテック株式会社 経営企画室 電話 03(3405)8890