専用ドライブを必要とせず、モーターなどの駆動部分が無いため、比較的衝撃にも強く、持ち運びが便利なメディアです。 近年では、音声や動画のコンテンツを入れて、更に外装となるハウジング（カバー）などに趣向を凝らして「グッズ」のようにもご活用いただく例も増えています。
- パソコン用ソフトの新しいパッケージメディアとして登場
- ＣＤ/DVDドライブを搭載していないＰＣでもコンテンツを楽しめる
- 収録データは基本的に自由（映像・音楽・静止画等のファイル形式に決まりが無い）
- バラエティに富んだハウジングをカスタムメイド可能
数多くのエンターテインメント作品に携わってきた経験と実績
オリジナルUSBを作るときに注意すべき点などを、これまでの経験を踏まえたアドバイスをさせていただきますので、 企画段階でご相談いただけます。
ワンセグビデオフォーマット
ワンセグビデオ規格は、とてもコンパクトな圧縮動画フォーマット（*）です。SDカード収録の場合は、電波の影響を受けずに常に高ビットレートの安定した映像を楽しむことが出来ます。１GBなら約4時間、２GBなら約8時間の映像を収録可能です。
*QVGAサイズ(320×240または320×180)、転送レート384kbps、フレームレート15fps
[映像収録時間の目安]
| 128MB／30分 | 256MB／1時間 | 512MB／2時間 | 1GB／4時間 | 2GB／8時間 |
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BMLついて
＊RIB(社団法人電波産業会)によって策定された、XMLベースのデータ放送向けの言語です。携帯電話には一部の旧型機種を除いて、BMLを表示する 「BMLブラウザ」が内蔵されており、全てのmicroSD-Video対応携帯電話にはインターネット機能がついています。
著作権保護機能：CRPM（Content Protection for Recordable Media）を標準装備
今後の広がり
この圧倒的な数量のプラットフォームに対するエンターテインメント業界の期待度は高く、今後更にラインナップが充実していくと見られています。
*1 GFK調べ *2 JEITAの統計（2009年6月現在）
- 素材編集～エンコード・オーサリング～コピー～アセンブリまで一貫作業が可能
- 高度な画像圧縮技術により高品位な映像ファイルを作成可能
- ＣＰＲＭ処理を行いながら大量複製が可能（日産１万枚）
- 高精細カスタム・マーキング技術（カード表面印刷）
- 信頼性の高い東芝製マイクロＳＤカードを使用
- カード固有のＩＤにより書込み履歴をすべてＤＢ管理
- 既に１５０機種以上の携帯で互換性を確認
- 事前検証及びカスタマー・サポートセンター代行機能
お客様がご用意いただくのは映像素材のみ
microSDにはビデオコーデック（圧縮方式）には、Blu-ray等に採用されている「H.264」が使われています。映像素材さえ用意すれば、メモリーテック・グループのスタジオ、キュー・テックでの高品位なエンコード処理とオーサリングを行うことが出来ます。
量産書き込み体制～アッセンブリ体制
microSDカードへの書き込みは、メモリーテック工場内の自動デュプリケーターで、1枚1枚CPRM処理とデータベリファイを施しながら行われます。書き込みの記録は使用されたメディアのIDと共に、データベースで集中管理され、アフターケアに役立てられます。書き込み後は同じ工場内にて様々な形態のパッケージに組み立て（アッセンブリ）され出荷されます。
事前検証とテクニカルサポート
新しいメディアには必ずハードとソフトの互換性（コンパチビリティ）の問題が発生します。メモリーテック・グループの バリュープラス ではmicroSD-Videoの事前検証とテクニカル・サポートの代行業務を行っています。携帯電話約160機種で事前検証により、製品の高い信頼性を保っています。また、発売後は専門スタッフが購入者へのサポートを代行するサービスもあります。
